《ihada》のスキンケア成分『高精製ワセリン』は弱った肌を守ってくれる成分

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こんにちは。

資生堂薬品の《イハダ》スキンケアシリーズのおすすめポイントをまとめます。敏感肌用のシリーズですね。これからむかえる真冬の時期、その次にやってくる花粉症の時期には、本当に頼りになるスキンケアです。

肌が弱って荒れているときこそ使うべきシリーズ

一般的に、肌が荒れているときや揺らいでいるとき……つまりは敏感状態になっているとき「スキンケアはお休みしましょう」と説明されることが多いもの。

《イハダ》スキンケアシリーズについては、逆です。肌が荒れているとき、揺らいでいるとき、敏感状態になったときに使ったほうがいいスキンケアシリーズです。どうして敏感状態だとスキンケアをお休みするべきか? といえば以下のようなスパイラルにおちいる可能性があるからです。

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肌のバリア機能が弱る
 肌荒れしているときや敏感状態になっているときは、肌のバリア機能が弱まります
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スキンケアが刺激になる
バリア機能が弱っているので、いつも使っているスキンケアでも肌にとっては刺激になります。(たとえば、化粧水がしみたり、赤くなったりする)
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刺激を受けた肌がますます荒れる
刺激を受けると多かれ少なかれ肌は荒れます。敏感状態ではなおさら、というのは、つまりバリア機能のレベルが低下しているときに刺激が来たら、そりゃ荒れるよね。
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ますますバリア機能が低下
ここまでくると悪循環です。弱っているのにさらに弱る。
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敏感状態から脱出できない
バリア機能が低下すると、スキンケアもままならない。肌が持つ本来の力はエンプティーですが何か?というレベルに。そして長期化&慢性化。

とはいえ、最近では皮膚科のドクターのなかに「適度なスキンケアをすることで、バリア機能を回復させる」という診療方針をとる向きもあるので、いちがいに「いい」「悪い」で片付ける話ではありません。

だいたい「肌が荒れているからスキンケアしたい!」「敏感肌だからってスキンケア諦めたくない!」「スキンケアをしていい肌に近づきたい!」って思うもの。そんな気持ちにこたえてくれるのが《イハダ》シリーズだと断言してもいいくらいです。

肌にやさしくて、トラブルを予防したいという気持ちにこたえる《イハダ》

http://medical.shiseido.co.jp/ihada/ より

さてそこで《イハダ》の出番です。肌トラブルの根本原因にアプローチする予防発想のスキンケアシリーズです。イハダといえば、もともと医薬品からスタートしたシリーズなので「治療は医薬品、予防はスキンケア」と役割が分かれています。スキンケアシリーズはどんな効果があるのか、詳しく見ていきましょう。

スター成分は「高精製ワセリン」

「高精製ワセリン」は資生堂が開発した成分です。普通のワセリンと何が違うの?と思いますが、その特長は限りなく不純物を取り除いた、純度の高さ。医療用のワセリンよりもハイグレードなワセリンというからすごい!

ワセリン=ベッタベタになる、というイメージがありますが《イハダ》スキンケアシリーズは、どのアイテムもワセリン特有のべたつきが少ないこともポイント! いくら肌にいいからといっても、ベタベタすると使うのがいやになるし。我慢しながらスキンケアしても楽しくないし。とはいっても、ベタつかなさすぎると物足りないし。

そんな気持ちをうまーく包んでくれるテクスチャーに仕上がっています。お見事です。ありがとうございます。

MEMO・メカニズム

肌トラブルが起こるメカニズムについてのメモです。

  • 肌トラブルの根本原因=バリア機能低下による乾燥と外部刺激の侵入→慢性的な炎症状態に
  • 肌が乾燥していることで、自然治癒力が低下
  • 肌内部で炎症性タンパク質(サイトカイン)が増加→敏感肌に多いのは、カルシウム結合型→神経の知覚過敏が引き起こされる
  • ケアでは根本原因である慢性的な炎症を抑えることが必要→肌を保護する必要性

高精製ワセリンの密封バリア効果

ワセリンは軟膏の基剤としても使用される成分です。その働きは、NOT保湿、BUT保護。肌の表面に油膜を張って、肌の水分を密封します。と、同時に外部刺激が侵入するのを防ぐ働きもしてくれます。つまり弱り切ったバリア機能を代替してくれるイメージですね。

保湿と保護、両方の働きで湿潤環境をつくる。これがワセリンの果たす役割、果たす効果です。

ワセリンってベッタベタだけど、肌にしみないってのがいいところですよね。(メンソレータムを傷口に塗っても、すーすーするけど、ほとんどしみないのと一緒)だからってわけではありませんが、肌がピリピリするほどになっても、とりあえず安心して使えるシリーズだと言えましょう。

スターアイテムは「薬用バーム」に決定

http://medical.shiseido.co.jp/ihada/ より ※プレゼントキャンペーンは2018年11月現在の情報です

「いざとなったらバーム」とは敏感肌の先輩ライターさんの教えです。彼女が愛用していたのは、d-プログラムのバームでした。資生堂って、ここぞというところでバームを配置してきます。分かってらっしゃる!

《イハダ》のバームは「ひと肌でとろけて、ピタッと密着」するのが特長。これの何かいいのかといえば、とろける=肌の摩擦が少ない、ということになります。肌にとって摩擦は大敵。まして、バリア機能が弱っている肌にとって摩擦は百害あって一利なし。そしてピタッと密着すると、まるで肌の包帯かバンテージかのようです。

ベタつきが少ないのは、ワセリンを細かくして分散させ、ソフトゲルネットワークにとこじめる処方になっているから。細かい粒で存在しているワセリンは、肌になじみきりとヴェールになる、というなじみかた。ソフトな感触は、肌だけでなく気持ちもお手当てしてくれるようです。

サファイア的には部分的なかさつきや赤み対策に使います。たとえば、鼻をかみすぎて真っ赤っかになったときとか。基本的な使い方は、スキンケアの一番最後に使って、化粧水や乳液の成分を密封する役目です。ただ、化粧水すらしみるほどに荒れたときは、洗顔後にこれだけ塗っておいて寝る、という使い方もできます。

以上が《イハダ》スキンケアシリーズの情報まとめです。ちなみに”透明マスクスプレー”の「アレルスクリーン」「アレルスクリーンジェル」も愛用しています。マジで。

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