「素肌のような仕上がりが理想」「塗っていることを忘れていたい」「肌にやさしいものを使いたい」ーーTHREEのアンジェリックシンセシスファンデーションは、そんな願いを叶えるファンデーションです。
塗っているほうが心地いい、塗っているほうが肌にいい、まさしく美容液のようなファンデーション。その使いごこちや成分、コンセプトなどをご紹介します。

https://tree.threecosmetics.com
THREE アンジェリックシンセシスファンデーションセラム
【全7色】【SPF38・PA+++】【30ml】【¥6200】【2018/3/14発売】
仕上がりは、素肌以上に素肌っぽく。薄づきでツヤ肌に
THREEのファンデーションのなかでも、もっともツヤがあって、もっともカバー力が低いのが、アンジェリックシンセシスファンデーションセラムです。
商品名にセラムとあるように、ファンデーションというよりも色つきの美容液といったほうがいいくらい。
75%以上が美容液成分でできているファンデーションなので、スキンケア感覚で使えるのがいいところ。ファンデーションを塗っている感が苦手な人や、できるだけ肌にやさしいファンデーションを使いたい人、もともと肌がキレイだと思わせたい人はうってつけのファンデーションだと思います。
そして、パパッと塗って終わらせたいという忙しい人にもおすすめ。なんたって薄づきなので、多少ムラになってもバレません。しかもスキンケアをきちんとやっている人のようなツヤが出ます。
真夏なんかもこれがおすすめ。塗ったそばからファンデが流れていくような暑い日は、できるだけ塗っている状態とすっぴんの状態の差をなくしておくのがコツ。薄づきのツヤ系ファンデなら、多少くずれてもバレにくいのがメリットです。
この仕上がりと使い勝手の良さ、毎朝助けられることはうけあいです。
パパッと塗るだけでOK。その時間、わずか36秒。
まるでファンデーションなんて塗っていないような仕上がり。だけど、ファンデーションとしての効果は兼ねそなえている。それがアンジェリックシンセシスファンデーションセラムの特長です。
なにがうれしいって、パパッと塗ってもキレイに仕上がってしまうということがうれしい。薄づきのファンデーションだからこそなせるワザってヤツですね。
公式サイトにある、ファンデーションの使い方動画では、たったの36秒で、ファンデーションを塗り終わっています!めちゃ早い!!
パパッと塗っても、スキンケア効果が高いので肌がカサカサしたりパサつく心配がないのも、大変ありがたい点ですね。
「いつもツヤツヤしたお肌ね!」なんて言われるかも
仕上がりという点では「いつもツヤツヤしたお肌の人」なんて印象を残せるのもいいところ。
「彼女みたいに素敵な生活を送りたいな」なんて、ほのかに憧れを抱いている人を思い浮かべてほしいのですが、その【彼女】みたいな肌に近づけるというイメージ。
どうしてかって考えてみると【素敵な彼女】って、何かを隠している感じがない人。かといって、ただ開けっぴろげな訳ではない。
肌の仕上がりでも同じことで「あれこれ隠すために塗っています」みたいな仕上がりだと、なんとなく、印象が暗くなるというか。自信なさげに見えてしまうというか。(肌のトラブルを隠すのが悪いと言っているわけじゃありません!)
シミやシワ、毛穴などなど肌の残念なポイントが透けちゃっていても「それ込みで私だから」という具合に、自分の最大の理解者は自分だというスタンスを確立している人、という感じ。
ダメな部分だって、隠す必要のないものとして受け入れている。自分の面倒は自分で見られるし、自分らしくあることで安心できて、なんとなく自分を信頼している人。
ファンデーションひとつで、そんな素敵な人に近づけるのだから、使わない手はないと思うのです。
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肌をケアしながらメイクできるファンデーションセラム
さて、日中用のスキンケアセラムと言ってもいいほど、スキンケア成分が配合されているわけですが、具体的にはどんな成分が配合されているのか見てみましょう。
9種類の植物オイル・油脂・エキスを配合
THREEらしく、植物由来の成分がたっぷりと配合されていますが、ここで注目したいのは次の3つ。
- ヒメフウロエキス
- 乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液
- ボラージ油
【ヒメフウロエキス】は、姫風露という植物から得られるエキスで、保湿効果あり。シワ対策が期待される成分とのことです。
【乳酸桿菌/セイヨウナシ果汁発酵液】は、西洋ナシの果汁を発酵させて得られるエキス。肌をなめらかに保つ働きがあります。ベタベタしそうなイメージですが、ファンデーション自体はまったくベタベタしないのでご安心を。
【ボラージ油】は、ボラージの種子から採れるオイル。γーリノレン酸を豊富に含む、栄養豊富なオイルです。ナチュラル系コスメで配合されがちなオイルで、皮膚の修復能力にすぐれているオイルとのこと。
「まじでファンデというより美容液じゃん!」と思わず言ってしまうほど、栄養たっぷり。びっくりです。さすがはTHREEです。
ホント、塗っているほうが肌にいいファンデーションだと断言してもいいくらい。
日中の乾燥を防ぐ保湿力を誇るファンデーションはたくさんありますが、それよりも一歩すすんだスキンケア効果を期待できるのは、ありがたい限りです。

標準色は203です
3つのパウダーでツヤ肌を演出
いきいきとしたツヤを叶えるのは、3つのパウダー。
【クリアクリスタルパウダー】は、透明度が高いのが特長。光をたくさん通しやすく、肌から反射される光もたくさん通すので、くすみのない明るいツヤと輝きをもたらします。
【トランスルーセントパウダー】は、透明感とツヤを演出。汗や皮脂に強いので、時間がたってもくすみにくいのがポイントです。
【シルキーフィットパウダー】は、肌へのフィット感が高い板状パウダー。くずれを防いでくれます。
パウダーが配合されているからと言っても、粉っぽさとは無縁です。
紫外線吸収剤フリーなのも肌にやさしいポイント
SPF38・PA+++という紫外線カット力。なのに紫外線吸収剤はフリー。
となると、なんらかのミネラルパウダーとかが配合されているはずですが、公式サイトでもどんなUVフィルターが配合されているかは見当たらず・・・・・・。とにかく吸収剤フリーなのは事実なので、肌にやさしいことは間違いありません。
THREEのコスメは、名前が長い。しかも、あんまり聞かない英語が混じりがち。というわけで、商品名についてひもといてみます。
ポイントは【アンジェリック】と【シンセシス】を分けること。
【アンジェリック】・・・英語だと「angeric」。意味は「天使のような」など。
【シンセシス】・・・英語だと「synthesis」。意味は「合成」「統合」など。
直訳すると「天使のような合成」となりました。・・・・・・うむ? なんとなく雰囲気はつかめるような。
製品名を順番に読んでいくと、一文になりそうな気がしてきました。「天使のような、合成をした、ファンデーションと、セラム」。
さて、天使なのはファンデーションそのものなのか、肌の仕上がりのことなのか。このポエティックな、というか、中二病っぽい言葉のセレクトもTHREEの魅力の一つですね。
合わせる下地はどうするの?問題
薄づきで美容液のようなファンデーション、とはいっても下地は合わせたいところ。下地なしでもよさそうな気がしますが、公式では「アンジェリックコンプレクションプライマー」がおすすめされています。
隠したいものも受け入れるのが大人、なんて言いましたが、隠すって言うか微調整は必要ですよね。
このカラー下地は、カラー下地といえどもかなり色の主張は控えめ。おなじアンジェリックの名前を持つもの同士なので相性もいいです。
カバーするというよりも、なんとなく肌のくすみを補正するくらいの効果です。素肌を生かすという点でも、役に立ってくれるはず。
カラー下地に抵抗がある人は、お手持ちの無色の日焼け止めを合わせてもいいと思います。スキンケア効果の高い、乳液タイプかクリームタイプだと相性よさそうです。
カバーしたいところはどうするの?問題
シミやら、毛穴やら、クマやらがどうしても気になる場合は、コンシーラーを使うのがおすすめです。
順番としては、ファンデーションのあとに。気になる部分にだけちょいちょいとのせましょう。
選ぶときには、筆ペンタイプなどゆるめのリキッドタイプを使うとムラなくヨレなく仕上がります。色はできるだけファンデに近いものを選ぶのがベター。
ちなみに毛穴と小ジワをカバーするなら「エアリフトスムージングワンド」がおすすめ!
ほうれい線、小鼻や頬の毛穴、目尻の小ジワなどをすーっとなめらかにしてくれる魔法のスティックです。
メイク直しのときにさくっと塗ってもいいし、出かける前にさっと目回りに塗っておいてもいいし。とにかくポーチに入れておいて損はないという便利アイテムです。
オイルコントロールパウダー配合でテカリもちょっとは防止できるし、ほのかなピンク色がくすみをカバー。なじませると透明になります。便利。
仕上げのパウダーはどうするの?問題
ツヤ仕上げが特長のアンジェリックシンセシスファンデーションセラム。ですが、くずれ防止のためにもパウダーをかけておきたいという人もいるでしょう。
ツヤを残しながら仕上げてくれるパウダーは、なかなか見つからないので、ここはTHREEで揃えるのが無難だと思います。
全4タイプもあるという、これまた悩ましいラインナップ・・・・・・。
ファンデーションと同じタイミングで発売されたマットタイプがいちばん相性がいいのかな?と思います。マットといってもツヤ感をなくすような仕上がりではないのが、またニクイところですね。
MiMCのミネラルリキッドリーファンデーションとどっちがいいの?問題
難しいところだけど、THREEとMiMCを天秤にかける人も多いはず。
仕上がりはどちらもツヤ、そしてみずみずしさが売り。どっちもいいファンデーションなのでねえ、好きなほうを選ぶといいよと思うのですが、あえて比較すると
- パパッと手でつけたい>THREE
- スキンケア効果高いほうがいい>THREE
- 持ち歩きたい>MiMC
- 石けんオフがいい>MiMC
- THREEが好き>THREE
- 水っぽいうるおいが好き>MiMC
という具合になりますかね。参考になれば幸いです。
[Breath-in Nude Skin]素肌を生かしたベースメイクを
アンジェリックシンセシスファンデーションセラムを生み出すにあたって、プロデューサーのRIE OMOTOさんが出したコンセプトは「綺麗な肌に、ファンデーションの存在は必要ないでしょう?」というものだったそう。
清らかな生命感が息づくようなヌードスキン。隠し飾らなくても美しい、生き生きとした素肌。
素肌を生かしたファンデーション、素肌っぽい仕上がりのファンデーション、使い心地が軽いファンデーション、もともと素肌がキレイなフリをできるファンデーション、とりあえず塗るだけでセンス良く見えるファンデーション・・・・・・。そんな一品を探している人は、ぜひお試しくださいませ。
それではこのへんで。ごきげんよう!
こちらの記事ではTHREEのスキンケアアイテムをご紹介しています!


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