サファイア蒼樹(仮)のブログへようこそお越しくださいました!
これまで使ってきた化粧品のレビューをこつこつと綴っております。
今回はクレド・ポー・ボーテ「オンブルクルールクアドリn 310」のレビューです。
「私のためのメイク」を存分に堪能できる、美しきパレット
4色がセットになったアイシャドウパレットです。明るい色から順番にのせていってグラデに……、という使いかたでも悪くないのですが、それぞれの色を主役にするパターンを考えるのがとても楽しいパレットです。

https://www.cledepeau-beaute.com
一番左の水色は、本当に恋しちゃうくらいキレイな色……! 見たとおりに発色するというよりも、ニュアンスのような発色。他のパレットでいうところのハイライトカラーぐらいと思えばいいかと。
この水色を使いこなしたくて、あれこれ工夫するのが楽しい! 下まぶたにのせたり、ベースにしたり、最後にのせたり。
梅雨の時期にあじさいみたいなメイクを目指したり、真冬にクールビューティを気取ったり。ペールトーンのブルーは、なんとなく春夏限定みたいなイメージがあるけれど、そんな常識にとらわれるなんてつまらない、とすら思わせてくれる色です。
左から2番目はベージュ。といっても、光沢感を添えるくらいのベージュ。これも色が出るというより、まぶたのくすみをカバーして、ベースを整えるくらいの発色です。つまりあんまり色は感じない。
しかし、色は感じないんだけど、上品さが一気に湧き出てくるような仕上がり。「さすがはクレドポーのベージュだわ!」と鏡を見ながらウフフとなることは間違いありません。
右から2番目は、深いパープルと深いネイビーの中間、みたいな色。一見「これが締め色かな?」と思いますが、締め色というほどの締め感はなかった印象。締め色というよりポイントカラー、くらいに思っておくほうがよさそうです。
とはいっても、この色を薄くまぶたにのせたときの、透けた発色の美しさときたらもう! 日本人顔なのに日本人離れした、なんともいえないムードが出てくるというか……。ちょっと目元がアンニュイに見えてくるので、大人の色っぽさみたいなものを連れてきてくれます。
最後、一番右はほんのりとしたピンク。テラテラ系の輝きかたをするパールカラー。立体感をどうこうというよりも、ツヤ出しをしてくれる色かなと思います。
一番左の水色と一緒に使うのがなかなか難しかっ。色よりも光をのせる役目という感じだから、涙袋にのせてみたものの、シワっぽさが目立つという残念な結果に。パール感は強いので、ハイライトとして目頭に使うとかピンポイントで使うほうがいいのかも。あとは、ほかのパレットを使った時なんかにちょい足しするとか。
自由に使えば使うほど、魅力を発見できる!
「グラデにしないパレットで、4色もあると使い方が分からない……」という気持ちになりますね。サファイアとてそうでした。おそるおそる試しては失敗することを繰り返して、たどり着いたレシピをご紹介します。
ベージュをアイホールに
→二重幅程度にネイビーを
→まぶた全体に水色を
→下まぶた黒目幅でピンクを
ブルーメイクに寄せたいときはこのパターン。私が試していちばん失敗が少なかったのはこのパターンかな。ネイビーの上からブルーを重ねるのがポイントです。
水色ニュアンスが前に出てくるので「今日はブルーを使っています」というアピールができます。ちなみに、このパターンのときは濃いブラウンのアイライナーでインサイドを埋めるとバランスが良かったです。
水色をアイホールに。眉頭下のカーブに少し色を効かせる
→目の形にあわせて、キワにライン状にネイビーを(チップづけ推奨)
→下まぶたは適当に。ベージュ薄く全体とか
→上まぶた中央にピンクをほんのちょっぴりのせる。
パーツを求心的に見せたたいときのパターン。水色とネイビーのグラデっぽい仕上がりにしたいときはこんな感じに使っています。目尻側ではなくて、目頭側に陰影と色を効かせるのがポイント。
目尻側にはあまりシャドウをのせず、ぼかしていったシャドウがなりゆきに広がっている状態です。目尻が軽いので、抜け感を出せる。
キワのネイビーを大事にしたいので、アイライナーは省略。その代わりに、マスカラはまつ毛の根本にがっつりつけます(根本にがっつりつけるとアイライン効果が出るので)。
でも今の気分で使うならまた違ったパターンで使いたいなー。「どんな風に使おうかな?」といつもワクワクさせてくれるアイシャドウパレットです。全体的に、ブラシよりチップでつけるほうが、キレイに仕上がる印象がありました。
なめらかなテクスチャーで、乾燥しないのも良かった!
最後に商品情報を。
光の色で射る、まなざしのニュアンス。
豪華で繊細な色と輝きのグラデーションが目元のフォルムまでも整え、優雅なまなざしを演出する贅を極めた4色セットのトリートメントアイシャドー
「トリートメントアイシャドー」とあるとおり、感触がとてもなめらか。さすがに、スキンケア効果は求めませんが、使っている間はまぶたがパサついたりカサついたりすることはありません。
ただパールの加減と、使っているこちらのまぶたの小ジワ具合の相性で、シワシワッと見えることもあります。とくに右のピンクなどは要注意。
お値段は¥5000です。割とお手頃な気がします。
オンブルクルールクアドリnは、新色がどしどし出てくるというアイシャドウではありません。お気に入りの色を大事に愛でながら使うアイシャドウだと思います。ホリデーに出てくる限定色も素敵ですよね。
というわけで、今回は以上です。最後までおつきあいいただき、ありがとうございました!
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