2018年2月16日に発売された《コフレドール》のヌーディカバーファンデーション。パウダーファンデーションのなかでも、人気のある一品です。
どんな特長があるのか、おさらいしたいと思います。
パウダー派を満足させる一品。お直し用にもおすすめ
早速「ヌーディカバー ロングキープパクト UV」の特長を解剖していきましょう。パウダータイプのファンデーションで、オールシーズン用です。
ほどよいカバー力があって、すーっと肌になじんで、ヌーディ肌を偽装できる仕上がりです。「塗っている感」をほとんど感じない、心地いい使用感なので、毎日使うのにピッタリ。
しかも、仕上がりはなぜか膜を張ったようになります。不思議! パウダリーとは思えないツヤがある膜が張られたような感じ。そう、ツヤ感も手に入ります。
やさしく、肌の上にスポンジをすべらせるだけという簡単すぎる使い方で、この仕上がりになるのはありがたし。
日中、メイク直しで重ね塗りしても、粉っぽくならないのもいいところ! リキッド派の人はメイク直し専用として使うのも良さそうです。
【ところで、マキアージュとコフレドールはどっちがいいのか問題】

こちらの記事でマキアージュのドラマティックパウダリー UVをご紹介しているわけですが、気になるのは「どっちのほうがいい?」という点でしょう。そこでざっくりまとめると
- 軽さがほしい→マキアージュ
- 粉っぽくならないのがいい→コフレドール
- しっとり感が欲しい→マキアージュ
- くずれかたがキレイでありたい→コフレドール
- パウダーファンデでもツヤが欲しい→コフレドール
- ふわふわ肌になりたい→マキアージュ
- テカって見えるのがいや→コフレドール
- ファンデ塗ってなく見せたい→コフレドール
という感じになります。くずれについては、両方ともいい感じでくずれにくいのですが、マキアージュはふんわり仕上げの分、テカリが出てきたときにコントラストが強くなって、テカリが目立ちやすいかも。
仕上がりはマキアージュのほうが可愛いのですが、使い勝手のよさはコフレドールというイメージでしょうか。
カバー力とヌーディ仕上げを両立させる秘密
カバー力には「隠すこと」が必要。ヌーディな仕上がりには「薄づき」であることが必須。
逆説的な2つの仕上がりを実現させているのは「新・ミクロカバーパウダー」という素材に秘密があります。これは、ファンデーションの基盤となる顔料に、カバー素材や光を散乱させる素材が一体化している粉体のこと。
ちょっとわかりにくいので、公式サイトからイメージ図を引用しておきます。

https://www.kanebo-cosmetics.jp/
右側の図を見ると分かりやすいかな。
一般的にパウダーファンデーションは数種類のパウダー(粉体)をミックスして作られています。基本的には、体質顔料は体質顔料、カバー粉体はカバー粉体、そのほかのものはそのほかのもの、と単体で存在している。
つまり粉がバラバラに混ざっているというイメージ。
一方、ミクロカバーパウダーは、体質顔料というベースとなる粉体に他の粉体がくっつくようにコーティングされています。「柔らか密着コーティング」という技術ですね。
それぞれの粉体がバラバラに入っていると、どうしてもザラザラっとしたつきかたになってしまうのですが、粉体同士が一体化している「新・ミクロカバーパウダー」は、肌の表面にすきまなく広がるため、肌色を均一に見せて、毛穴やキメの凹凸の影もカバー、肌を明るく見せてくれるというわけです。
カバー力が出るのと同時に、肌にぴたりと密着して、とけこむようにフィットするなじみのよさも、一体化した粉体だと可能に。
つまりはファンデーションを塗っていることを感じさせない、まさに《粉が消えた》ような仕上がりになるというわけですね。
下地もコフレドールで合わせるのがベター
コフレドールのファンデーションを使うなら、コフレドールの下地を合わせるのがベターです。ちなみに、メイク持ちを良くしたいなら「ヌーディカバー ロングキープベース UV」がおすすめ。
さらっとしたテクスチャーで、肌にうすーく伸び広がるのがいいところ。カバー素材を液状にしたことで、肌のすみずみまできれいにカバーが可能。つるんとした肌に見せてくれるうえに、ファンデーションの密着度も上げてくれます。
ファンデ塗らない日はこれだけ塗っておいても、ちょっと肌をキレイ見せできそう。
乾燥肌だとちょっとパリパリ感が出ちゃうかな? と思いました。どちらかと言えば春夏用かなという印象です。
実はいちばんのおすすめ、ツヤだしスティック
コフレドールは下地もファンデーションもとても優秀なのですが、ひときわ注目しておきたいアイテムがあります。それが「コフレドール マジカルグロウスティック」・
これ1つで、毛穴補正とツヤ出しができてしまう、とても便利なアイテム。河北さんも大絶賛とかで、人気がありますね。
これは肌にのせたときに、ものすごい薄膜になるのがポイントです。その薄膜が光を反射するので、ハイライト効果はバッチリ。ツヤも出せます。
さらに光の乱反射による効果で毛穴の影も飛ばしてくれる! 朝のメイクで仕込んでもいいし、日中のメイク直しで使うと、お疲れ感が払拭できます。
使い方は、指先にとってぽんぽんのせていくのがいい感じ。パウダーファンデーションを使う人はファンデーションの前に、リキッドやクリームを使う人はファンデーションの後に、というのが基本です。だけど、指先ポンポンのせだったらパウダーファンデーションの後でもイケます。
慎重に、軽い力でのせていけばオッケーです。鼻を高く見せたりもできます。
ちなみにお値段は¥2500前後。一度に使う量はほんの少量ということもあって、かなりコスパがいい、そして納得度の高いお買い物になることは間違いありません。
うーん。コフレドールのベースメイクって、どう頑張っても魅力の半分も伝えられない気持ちになるんですよね。「使って見るとすごくいい!」のに、その良さをどうやって伝えたらいいのか。
ファンデーション迷子を救うのはコフレドールかもしれない
コフレドールのファンデーションは「カバー力がある」「くずれても汚くならない」「お値段がお手頃」ということで人気です。
確かに、コフレドールのファンデーションは優秀! カバー力が高すぎない絶妙さ、今っぽい肌に見せてくれるメイク効果、持ちのよさ、下地をはじめとする周辺コスメの充実ぶり、ドラッグストアで買えるお手軽さ、など、どこをとっても非の打ち所がないファンデーションです。
「ファンデーションって何を使えばいいのか分からない」という大学生or社会人デビューのメイク初心者さんにもおすすめです。
「いろんなファンデーションを使ってきたけど、毎日肩肘はらずに使えるのが知りたい」という上級者の美容好きさんにもおすすめです。
「とりあえずファンデーションってものを塗っておく必要がある」というメイクに興味のない人にもおすすめです。
誰にでもおすすめできる。それがコフレドールのファンデーションが持つ最大の魅力だと思います。つまりはテクニックがあろうがなかろうが、メイクに興味があろうとなかろうと、そんなことは関係なくしてキレイな肌をつくってくれるというのがポイント。
サファイアも仕事柄いろいろなファンデーションを使いますが「一周回ってコフレドール」にたどり着くことが多いです。いい仕事してくれるんですよね、コフレドールのファンデーションって。
コフレドール、ブランド誕生から10年て!
コフレドールって、2018年でブランド誕生から10周年を向かえたそうです。早っ!! 「初期のイメガって誰だっけ?」と、思わず検索してしまいました。
……なんということでしょう、すっかり忘れていたのです! コフレドールの誕生したときのCMのインパクトを!!
常盤貴子さん、中谷美紀さん、柴咲コウさん、沢尻エリカさん、北川景子さんという5人の女優さんがそろい踏みしていたのでした。思い出してビックリしたわー。
ブランドデビューのときのコンセプトは(うろ覚えだけれど)、光を操って自分が輝くメイクを表現しよう、みたいなことだったと思います。間違ってたらすみません。だから5人のミューズが揃って、女性像って一つだけじゃないという提案だったと記憶しています。インパクトあったなー。
ではこのへんで。ごきげんよう!
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