こんにちは。サファイア蒼樹(仮)のブログへようこそお越しくださいました!
今回は、《シャネル》ル ブラン ユイルのおすすめポイントをまとめます。美白シリーズのオイルですね。といっても美白っぽくない効果もあったりして、なかなか面白いスキンケアアイテムです。最近のシャネルのスキンケアは、頑張ってる!と思わせてくれました。
ごり押ししてこない美白、というものがあるのだな
healthy light creating oil

シャネルの「ル ブラン」シリーズは、美白スキンケアのシリーズです。ル ブラン ユイルもファミリーの一員です。美白ではありますが医薬部外品ではない→美白有効成分は入っていない、ので厳密に言うと美白コスメとは言い切れない。だけど、一般的には美白シリーズに入っているコスメはざっくり「美白コスメ」と捉えていいかと。
発売されたのは、2018年2月16日。「こんな真冬に美白かよ」と思いますが、ル ブラン ユイルに関してはこのタイミングで発売されたことは大正解だったなあと、振り返っています。
実際、このオイルを使った人は「早く使ったほうがいいよ! すごくいいよ!」と熱心に布教しはじめるという逸品。「えー、でも美白とかまだ早いしー」という者に対して「美白とかじゃないんだって! 肌が良くなるから!ほんとに!」とさらに説得にかかるというシロモノでした。周りの美容人でも、リピ買いしたという人がちらほら。
そんだけ言うなら……、と試しに使い始めた人が、あっという間に布教する側に回っている様も見受けられました。確かに、美白コスメなんだけど美白っていうより、肌が良くなっていく実感が高い。そんでもって、回り回って肌が明るくなるというオイルなのです。
何がそんなにいいの? と疑問に思うでしょう、そうでしょう。ではじっくりと商品について説明します。
すこやかに澄みわたる白さを導くブライトニングオイル
オイルの話をする前に、シャネルの美白についての考えかたをまとめます。
シャネルが提唱する美白は「ヘルシー ホワイトニング」というもの。単に白くなればいい、単にシミが薄くなればいい、というものではない。女性達がいま求めている”美白”とは、輝くような輝きのあるすこやかで明るい肌。これを称して「ヘルシー ピュア ライト」。これを目指すというアプローチです。
確かにシャネルの美白美容液&クリームはトラネキサム酸を核としているし、シミ・そばかすをどうにかするというよりも、肌全体を明るく見せる方向性。その流れのなかでオイルが登場したというわけですね。
この「肌全体の活性を上げることで美白を狙う」という考えかたは、なにもシャネルの専売特許というわけではなく、昨今の(とくにここ2年くらい続いている)スキンケアのトレンドになっているなあ、と思います。美白以外のジャンル、エイジング系でも保湿系でも、結局、我々がほしいのは「顔全体に効く」「顔全体で分かる」「自分以外の人にも分かる」という効果実感。
……言い換えれば「使って、映える肌になるものなら」というのがリアルで切実な気持ちになっている、と思うのです。そして実際に、難しい成分についての解説はちょっと置いといて、まずは使って気持ちよさを堪能してねというスキンケアコスメがじわじわ増えている傾向に。全体を良くする方向性はこれからしばらく続きそうな予感がしています。
ル ブラン ユイルが目指していることは3つ。活力、透明感、うるおい
revitalize

ル ブラン ユイルは天然由来成分が98%を占めるという、もはやナチュラルコスメなんじゃないのという処方がされています。キー成分は、ウメ フラワー エキスとウメ フラワー オイル。オイルでは、メドウフォームオイル、ホホバオイルといった天然オイルが配合されています。
使い方は、朝晩、美容液の前に使うことが推奨されています。が、これはおそらくル ブラン シリーズ使いする前提の設定だと推測されるので、①いま使っている美容液の前にプラスする ②普通に美容液として使う というどちらかの使い方でいいと思います。オイルといっても、マッサージやパックに使うのは向いてなさそう。
3つの効果についてまとめます。
活力
使っているうちに、肌のピチピチ感がアップしてくる感じ。「肌、元気だなー!」と実感できます。乾燥でチリチリする感覚が減ってきました。
この乾燥がおさまるっていうところがもう! 上のほうで「こんな真冬に美白かよ」と思ったと描きましたが「こんな真冬こそありがてえよ」に変わりました。
透明感
保湿されるからでしょうか、くすみがだんだんトーンダウンして、逆にもともとの肌色がトーンアップしてくる感じです。これはうれしい。潤いがキープできていれば、透明感って出てくるものですね。
うるおい
オイルなので、やはり保湿力があります。ベタつかないのに潤うのは本当にありがとうです。うまいこと肌のバリア機能が強化されている感があります。むちっとしてくるというか、風が頬を撫でていってもへっちゃらな気持ちでいられるというか。それだけで、気分って明るくなりますよね!
そして以外に春先の揺らぎ肌にもいい感じ。単品のオイル(アルガンオイルとか、ホホバオイルだけのもの)だと、逆に肌になじまなかったり、入っていかないことが多いのですが、ル ブランのオイルは比較的スムーズに肌になじんでくれました。
ウメ フラワー エキスとウメ フラワー オイルってなんぞ?
ル ブラン ユイルに配合されている、ウメ フラワー エキスは日本で栽培されている南高梅からとられているのだそうです。しかも、手摘みされた花から抽出されるらしい。
大変な手間ひまがかかっているのですね。
さらにじっくり時間をかけて、花からエキスが抽出されて、化粧品原料として配合されている。まるで高級な梅干しや和菓子をいただくような気持ちになります。その効果は、とあるタンパク質にアプローチするとされています。
ウメ フラワー エキスはオイル以外のル ブランシリーズにも配合されています。あ、梅の香りがするわけではないのでご注意ください。
そしてもう一つ、ウメ フラワー オイル。
同じく南高梅の花から作られるオイルなのですが、これがもう……! フレグランス原料ですかというくらい、丁寧な製法で作られているそうなのです。それは、花びらをオイルに浸して、エキスをオイルにじっくりと溶け出させるという手法。
梅の花も、こんなにまでしてもらってさぞや幸福を味わっていることでしょう。
というわけで《シャネル》ル ブラン ユイルのポイントをまとめました。美白にはまだ早いけど、冬の終わりからなんか美白とかしたくなったら、手に取って見て下さい!
モータリンは肌内部に存在するタンパク質のひとつ。
モータリンが増加すると、細胞のダメージ修復をするタンパク質(細胞の守護者と呼ばれるタンパク質)の生成が阻害されるため、細胞の保護機能が弱まって、活力が低下する→結果的にくすみ、乾燥などのトラブルが出現。
ウメ フラワー エキスはモータリンの発現をコントロールする。細胞を守る役目をするタンパク質を活性化し、肌のダメージを修復、すこやかな肌細胞だけが成長するような状況へと導く。
またモータリンはチロシナーゼを刺激するため、ウメ フラワー エキスがモータリンの発現をコントロールし、細胞チロシナーゼの生成を制御することで色素沈着が抑制される。
モータリンはそれを発現させるモータリン遺伝子というものがある。モータリンは細胞老化やがん細胞との関連についてさかんに研究されているようだ。
モータリンはHSP70ファミリーの一つとされているが、これまでHPF70は紫外線ダメージから細胞を守る役割があるとされてきたのではなかったっけ? これはどういうことなのだろう?
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