化粧水が合わないことに2週間経って気がついた話

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こんにちは。サファイア蒼樹(仮)のブログへようこそ。

今回は「化粧水が合わないことに気がつかずに使いつづけた美容ライターの話」です。

「化粧水が合わない気がするけど、使い続けると肌はどうなるの?」「化粧水が合わないと思うとき、どう判断すればいい?」と思っている人の参考になれば幸いです。興味があったら読んでやってください。

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化粧水ラバーだからこその落とし穴

サファイアは油断するとインナードライ傾向になりやすい肌質です。なので、スキンケアでいちばん大事に思っているのが化粧水。実際、化粧水が大好きなんですよね。

肌になじませたときの浸透感とか。肌触りがもちっと変わってくる手触りとか。

手でなじませるのも好きだし、コットンでなじませるのも好き。

化粧水に限っては、一度なじませて終わりということがないんです。必ず、2度3度と重ねづけするのが習慣になっています。理由は第一に化粧水が好きだから!

なので、基本的に化粧水として存在しているコスメはすべてウェルカム。たとえ、あんまり効果を感じない化粧水でも、いいところを見つけるために使い切るのがサファイアの化粧水道。

で、ここが落とし穴でした

「多少のことには目をつぶる」というスタイルがアダとなり、ここ2週間ばかり肌の調子を落としてしましました……。凹む。

それと「めったに肌に合わないコスメはない」という謎の自信。上は¥30000から下は¥100まで、様々な価格帯の化粧水を使ってきましたが、多少ピリピリしてもへっちゃらで使えてきた、これまでの実績を過信していたのですね。

生理前だし、とか、急に寒くなったし、とか、ちょっと寝不足だし、とか自分に言い訳しつつ、合わない化粧水を使い続けていたのです。

ですが、認めざるを得ません。ほかの化粧水で様子を見たら、肌の調子が大安定。この2週間の不安定さは自分の凡ミスであることが判明するに至りました。

自らへの戒めの意味で「肌に合わない化粧水を使い続けるとどうなるか」をまとめます。

1:肌に合わない化粧水は、浸透してくれない

使っていた化粧水は、外資系ブランドのもの。始原細胞をどうたらこうたらしたシリーズのグリーンのボトルの化粧水です。

最初に「?」と思ったのは、肌に広げてから浸透するまで時間がかかるな、という点。とろみはほとんどないけれど、濃縮感のある化粧水なので「まー、こんなもんか」と思っていました。

ところが@cosmeなんかを見ていたら「こんなに浸透する化粧水はありません!」「ぐんぐん浸透していきます」というクチコミが。ここで二回目の「?」です。

ほかのコスメなら、この段階で使用をストップしたりボディ用に回すところですが、なにせ化粧水ラバーという色眼鏡がかかっていたサファイア。そのまま使いつづけることにしたのです。

《教訓》

肌に浸透しないのは、肌が拒否しているということにほかならない。浸透が悪いと思ったら、無理に使うべからず。

2:クリームやオイルでフタしても、乾燥がひどい

ええ、乾燥しまくりでしたよ。冬の入り口でエアコンをつけ始めたという環境的な変化もあったので、「エアコンの風ってお肌の敵だわー、やっぱ」と思っていたのです。(エアコンの風は乾燥の原因というのは、それはそれとしてあるのですが)

まさかね。化粧水が合わないせいで、乾燥しているとは思わなかったよね。

乾燥が具体的にどのようだったかといえば、

  • スキンケア直後~家を出るまでの1時間は余裕
  • 外出後、3時間ほどでつっぱり感が出てくる
  • 5時間ほどで、目のまわりが乾燥してシワシワに
  • 家に帰るころには、顔全体が少しピリピリ
  • 帰宅後、即クレンジングしないと耐えられない
  • なんならミルククレンジングの油分が肌に浸透

という、数年に一度レベルの乾燥ぶり。「夕方まで肌が持たない」という感覚、本当に数年ぶりに実感しました。何度もいうが、この原因が化粧水だとは思いもよらなんだ。

本当、単純に環境と年齢のせいだと思ってた。しかも、乾燥対策せねばと思ってファンデーションをクリームタイプに代えたりもしていた。違う違う、そこじゃない。化粧水だっちゅーの!

しみじみ、サファイアの肌は水分をたっぷり補給する必要があるのだなと再確認しましたね。

《教訓》

乾燥するのは、水分不足だったから。水分不足になったのは、化粧水が浸透していなかったから。ゆえに合わない化粧水は、いくら重ねづけしても乾燥は良くならない。

3:キメが流れまくって扇状地みたいなシワができる

乾燥してますからね。当然のことですが、キメが乱れますよね。

キメが乱れてくると、ファンデーションのノリが悪くなるんですよね。なんというか、肌にひっかかってくれない感じ。のばせばのばすほど、ファンデが落ちるだけ。

そんな悲劇を毎朝繰り返していましたよ、2週間。ほんで上でも触れましたが、ファンデーションをクリームタイプにしてみるという悪あがき。違う違う、そうじゃないよ私。

さらにはハイライトを使ってなんとかキメをふっくら見せる努力までする始末……。

とくにひどかったのが目の下から鼻の横にかけての三角ゾーン。目頭を基点に「扇状地かよ!」と突っ込みを入れたほど、きれいにキメが流れていました。線が見えたね。同時に、目の下のシワが深くなるし、シワの周りはちりめんジワが広がってるしで、もう散々なありさまに。

ここまで来て「スキンケアのどれかが肌に合っていない説」を検討しはじめました。遅い。

《教訓》

肌の調子が落ちたら、見直すべきはファンデよりもまずスキンケア。洗顔料抜かしても変わらなかったら、化粧水をうたがうべし。

4:肌がストライキ状態に突入する

肌の仕事は、外界から異物の侵入を防ぎ、体内部のもの(血液とか水分とか)を外に逃がさないようにするバリア機能。

スキンケアではバリア機能の強化を目的にしましょう、と説明されますが、合わない化粧水を使っていると、肌がこのバリア機能を全開にしてくるということを実感しました。

もう何も受けつけてくれないの。

化粧水を異物だと思ってるから、肌が。「絶対に浸透させないからな!」という方向でバリア張ってくるの。キメが乱れたというのも、この流れにあるのだと思うのだが、だんだん肌の質感が変わってくるのが分かります。

表面はキメが乱れて、悪い意味でつるつるしてくる。よくよく見ると、ビニールっぽい肌感になってくる。もちろん、化粧水は浸透しない。そして、乾燥の悪循環へ。

このあたりでついに「化粧水が合ってない説」が決定事項とあいなりました。

試しにほかの化粧水を使ってみたら、うるおう、うるおう! ローションパックしたら浸透するったらありゃしない。肌もよろこんでいるようで、昨日おとといの肌とはうってかわって、しっとりふっくら。ついに、肌あれの原因を受け入れるに至りましたね。

《教訓》

世の中には合わない化粧水が存在しているということを、認めるべし。そして、化粧品を使い切ることにこだわるべからず。

合わない化粧品との出会いで勉強させていただきました

ここ2年ほど「一度使ったスキンケアコスメは使いきる」という謎の課題を自らに課していたというのも、背景にあったのですが、今回しみじみと「世の中には合わない化粧品もある」ということを実感できました。

ほんと、いい経験でした。後悔とか恨みとかはなくて、今はなぜかすがすがしい気持ち。

なぜかっていうと「化粧水が肌に合わない……かも?」と思ったら、即座に使うことをやめるということも勉強できたから。これからは1ヵ月くらいかけて、また地道に肌を育てることになりますが、それもこれも、もとを正せば合わない化粧水を使っていたせい。

パッチテストすればいいじゃないか、と思うかもしれませんが、そもそも腕に塗っても顔に塗ってみないと実際のところは分からないと思います。

今回の化粧水は、数日使った段階で赤くもならず、ヒリヒリもしない。ただ「浸透しにくいなー」っていうぼんやりした感覚しかなかったんですよね。それが油断を招いたってこともありますが。

化粧水が合わないときの対処法は、その化粧水を使わないこと。以前使ったときに肌に合ってたなと思う化粧水に切り替えること。

そして「せっかく買ったのに、もったいないな」という気持ちを振り払うこと。もったいないのはお金じゃなくて、コスメでもなくて、荒れちゃったあなたのお肌です。荒れた肌からいい肌に復活させるまでの時間ももったいない!

失敗するのもコスメラバーの楽しみのうち、と開き直るくらいの気持ちは忘れず、それでも合わないものは合わないとさっさと認めること。本当にいい勉強になりました。

では、ここまで。レビューしたいコスメも溜まってきたなー。

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