ヴェレダの日焼け止め、エーデルワイス UVプロテクトは赤ちゃんもOKの日焼け止め

ヴェレダ エーデルワイス UVプロテクトの商品説明

3月に入ると紫外線の量が増えてきます。その前に、一つは手に入れておきたいのが日焼け止め。

2018年2月20日に発売された《ヴェレダ》エーデルワイス UVプロテクトは肌にやさしくて、しっかり紫外線からプロテクトしてくれる日焼け止めです。その特長をチェックします。

 

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カレンドラ、ホワイトバーチ、エーデルワイス

ヴェレダは植物成分を中心にしたプロダクトが揃うブランドです。スキンケアではローズやアイリス、ボディ用ではホワイトバーチ、ベビー用はカレンドラ、などが代表的。

この日焼け止めではエーデルワイスが主成分になっています。

エーデルワイスといえば『サウンドオブミュージック』の歌が思い浮かぶわけですが、どうも最近、エーデルワイスのエキスを配合したコスメが増えているような気がしています。

それも、ヨーロッパ系のブランドで。

ヘレナ ルビンスタインのプロディジー シリーズにも配合されているし、ディオールの美白ラインでは主成分がエーデルワイスエキスだったはず。クラランスだとダブルセーラムEXに配合されているという……。おお、エーデルワイス、可愛い花よ。いったいどんな成分なのか、気になりますね。

エーデルワイスは苛酷な環境で生息する植物

アルプス山脈の標高1500~3400mという高地で生息しているエーデルワイス。ドイツ語で「高貴な花」という意味をもつそうです(へー!)。

高地というのは、かなり苛酷な環境です。まず、平地に比べて気温が低い。土壌の栄養が少ない。いつでも風がふきっさらしている。そして、紫外線量が多い。

そんな苛酷な環境で育つ植物は、自分を守ろうとしていろんな成分を作り出す必要があります。とくに、重要なのは紫外線から自らを守らねばならんこと。紫外線の量が多いと、植物でも細胞にダメージを受けてしまうのだそう。光は必要だけど、紫外線の害は防ぐ必要がある。高山植物って、かなりハードな生活(というのか)を送っているわけです。

紫外線の害を防ぐために、エーデルワイスはタンニンやフラボノイドといった成分をつくりだしています。この成分たちが、実はスキンケア成分としても有効であるということで、いろんなメーカーで採用されているんですね。

ただし栽培がとても難しいらしく、各社それぞれで栽培法や培養法などに苦心しているよう。オーガニックブランドのヴェレダにとっては、なおさら原料調達が大変だっただろうなー、と思います。

成分としてのエーデルワイスは、保湿効果や抗炎症効果、抗酸化効果や美白効果、鎮静作用などなど、様々な働きをしてくれることが分かっています。

ヴェレダの場合は「肌を保湿し、引き締めます」と説明されているので、保湿成分として配合されているのかな。

 

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エーデルワイス UVプロテクト、3つのポイントをチェック

2018年にリニューアル発売されたエーデルワイス UVプロテクト。パワーアップした3つのポイントをチェックします。

1:保湿成分を増量。肌がしっとりするのはありがたい

季節を問わず使えること、がこの日焼け止めのコンセプト。たとえ冬で使いやすいように、たっぷりと保湿成分が配合されています。かといって、ベタつくわけじゃないのがいいところ。

紫外線を浴びると肌が乾燥するし、肌の乾燥はターンオーバーの低下をまねいて、肌のくすみを招くことも。一年中、保湿には気を抜けないんですよね。

リニューアル時には、ホホバオイルが新しく追加されてしっとり感がアップ。カレンドラエキス、カミツレエキスも配合されて、きっちりと保湿してくれます。

ベタつき・ヌルつきのないテクスチャーは日本限定処方とのこと。「心地よく使える日焼け止め」を探している人は、候補に入れてもよいと思います。

2:SPF値は38。日常使いだったら、真夏でも何とかなるかも

紫外線散乱剤を配合している日焼け止めでありがちなのは、もたっとした厚みと白浮き。

これは紫外線散乱剤がミネラル成分だから起こる現象です。紫外線カット力を高めるには、散乱剤を多く配合する必要があるけれど、多く配合するともたっとなったり白浮きしたり。しかも、キシキシする感じも出てきて、なにかと心地悪いことになりがちです。

その点を、リニューアル時にミネラルバランスを見直すことでクリア。

メイク下地として使っても、能面のような白浮きする心配はなさそうです。むしろ、肌をつややかに見せてくれるような使用感。これもありがたい。

SPF38・PA++なので、日常的に使いつづける日焼け止めとしては好条件。クレンジングも不要なので(上からメイクしたらクレンジングは必要)、日焼け止め&ミネラルパウダー、みたいな感じで過ごせるのもうれしいですね。

3:生後1ヵ月の赤ちゃんでも使えるからママにうれしい!

肌へのやさしさがヴェレダのこだわり。敏感肌でも使えるのはもちろん、生後1ヵ月から使えるのもうれしいポイントです。肌が揺らぎがちな妊婦さんにおすすめしたいところ。ホルモンバランスの変化で、妊娠中にシミが出る人もいますよね。

シミを濃くしないため&生まれてきた赤ちゃんとシェアできる日焼け止めって、なんだかいいじゃないですか! その点では、お誕生おめでとうギフトとしても、おすすめできるアイテムです。

ちなみに、なぜ赤ちゃんや子供の肌でも使える設計なのかといえば「子どもの時から紫外線ケアを習慣にし、外遊びを楽しんでほしい」というヴェレダの願いが込められているそう。

外遊びのときには、バッグに忍ばせておきたい日焼け止めです。とはいっても、汗をかいたり水浴びしたり、ちびっこにとってはあんまり意味がないかもだけど……。

「お守りUV」としておすすめできる!

きちんと製品の特長を見直していたら「お守りUV」という言葉が浮かんできました。そういえば、パッケージもどことなくお守りっぽい……?

オーガニックという安心感、赤ちゃんでもつかえるという信頼感、白浮きせずに紫外線カットしてくれる効果感、と、とても優秀な日焼け止めだなと思います。

50ml ¥2300、90ml ¥3800、と割合にお手頃価格なのもポイントです。「肌にやさしい日焼け止め」「子供と一緒に使える日焼け止め」を探しているひとは、チェックリストに入れて損はないと思います。

ヴェレダってなかなか出ないけど、新作が出るとしたらどんな植物をキープラントにするんだろう、という楽しみもあります。ラグビーのワールドカップが行われる今年は、アルニカのボディオイルがフィーチャーされるんではないか、と密かに思っているサファイアでした。

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